便秘に大きな影響を与える大腸は、非常に敏感な器官で、生活習慣や精神の影響を受けやすい器官です。
このため、自分では意識をしていない日常生活の中には、知らず知らずの内に大腸にダメージを与え、便秘の要因となっているかも知れません。
便秘の原因や悪化させる一因としては数多くありますが、とりわけ、ダイエットにおいて食事制限をすると、便のカサが減って便秘の原因になります。また、下剤を使ってダイエットをしていると下剤依存症にもなりがちです。
朝、忙しいからと言って朝食を食べていないと便秘になりがちです。朝は腸が活発化しやすい時間帯で、朝食はこの腸を活発に働かせるために必要なことですが、朝食を抜くと便意が起こりにくくなります。
また、肉中心の食物繊維が不足した食事はや栄養が偏り、内臓に悪影響を与えますし、不規則な生活は生活リズムを崩し、自律神経の乱れに繋がり、腸の働きが鈍ります。
運動不足は筋力の低下を招き、腸を十分支えることができなくなったり、排便時に力が入らなくなってしまいます。
その他、ストレス、便意を我慢する、下剤の乱用なども便秘を悪化させる要因となります。
