癌は、多くのきっかけや遺伝子の異常が積み重なった時に発症します。実際、人間の体は、どんなに健康な人であろうとも、毎日3000~4000個ほどのがん細胞が存在しているだろうと推測されています。


それにもかかわらず、健康が維持され日常生活が不都合なく送れるのは、常に発生しているであろう癌細胞が、自然治癒力(免疫力)によって排除され続けているからです。

個々の癌細胞は、食生活や環境汚染などによる遺伝子の異常によって生じますが、この癌細胞が腫瘍にまで増殖するのは、様々な要因、中でもストレスが体に変調を来たし、免疫力が低下するという免疫異常によって引き起こされます。


今日においては、癌のみならず、生活習慣病である動脈硬化・高血圧、あるいはそれらが温床となって発症する、脳や心臓の循環器系疾患、糖尿病なども、その発症の根底には免疫の異常が、大きく関与していることが分かってきました。


しかし、これまで、医療現場は、生命活動の根底を支えている免疫機能を軽視し、各種疾患として現れる症状にのみに注目し、これらへの対処療法のみに汲々としてきた側面があります。


特に、癌はその対症療法の極みと言って良く、癌治療の三大療法である手術療法・化学療法(抗ガン剤)・放射線療法は、いずれも、大切な免疫力を損なってしまう療法であり、癌の根治を目指しながら、これまで、根治できずにいる対症療法なのです。

動物性プラセンタの種類と特徴