婚姻中は、双方には貞操の義務があります。

探偵事務所などの浮気調査のプロに浮気調査を依頼し、その結果、確実な証拠を掴んだ場合、浮気をした配偶者・婚約者へだけでなく、浮気相手に対しても慰謝料を請求することができます。


すなわち、浮気(不貞行為)は故意または過失(例えば、配偶者がいることを知っていて浮気した)がある場合には、民法第709条・710条に則り、浮気相手に慰謝料を請求することができます。

慰謝料は個々の諸事情によって算定されます。

慰謝料の算定にあたって考慮される要素としては次のようなものがあります。


●精神的苦痛の度合い


配偶者の浮気が原因で心を病み、通院・入院などをして精神疾患と診断された場合などは算定に影響します。


●婚姻関係の破綻


浮気によって離婚に至った場合は算定額が考慮されます。

その他、浮気の期間や、経済状況をはじめ、様々な要素をもとに算出されます。

浮気相手に慰謝料請求を行うことは、相手に対し、浮気の再発防止の効果が高くなります。

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