食欲旺盛で、何でもおいしく食べられる。食べることは人生を楽しむための重要な要素の一つではありますが、それも程度の問題で、運動もせずに食べ続けると肥満の原因となり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するおそれもあります。


やはり、食欲をうまくコントロールしながら食生活を楽しむ、健康な生活を送るためにはこれが一番でしょう。

かつおだしは、カロリーが低く、満足感が得られます。かつおだしに含まれているイノシン酸などの「旨み成分」には、満足感を高める作用があり、また出汁とともに食事をすると、食べ物は長く胃に留まって満腹感や腹持ちが良いとされております。

また、出汁の原料となるカツオ、マグロ、サバなどにはアミノ酸の一種であるヒスチジンが含まれておりますが、これらを摂取してヒスチジンの量が増えると、脳内で酵素によってヒスタミンに変わり、食欲を抑えるのではないかと考えられています。


よく噛んで食べることも、食欲を抑制します。これは、噛む刺激で、脳内の神経ヒスタミンが活性化するからです。

また、噛むことによって脂肪細胞からレプチンが分泌され、ヒスタミンの作用を活性化すると考えられています。

しかし、レプチンが分泌されて満腹中枢を刺激するまでに、約20分時間がかかるため、できるだけゆっくり食べてよく噛むことがポイントです。たくさん食べすぎてしまうと、意味がありません。

食べたものをよく噛むためには、食物繊維の多い野菜、海藻、マメ類、きのこなどに加え、弾力のあるコンニャクなども献立に加えるとよいでしょう。


また、おにぎり、おかゆ、トーストだけの食事は、糖質が主体となり、消化が良いのですぐにお腹が空いてしまいます。

未精製の穀類、きのこ、ゴボウ、豆類、海藻類など水溶性食物繊維を含むものは、水分を吸って膨らみ、満腹感を得やすくなるだけでなく、血糖値の上昇を穏やかにしますので、これらも同時に食べるとよいでしょう。

ダイエットでカロリーを控えるために、植物性の食品ばかり食べるのではなく、肉や魚などからタンパク質や脂質を適度に摂取することは、栄養バランスをとるためには必要ですし、糖質と比べて消化に時間がかかるので満腹感が持続します。

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