アレルギーの治療としては、「対症療法」と「原因療法」の2つがあります。


対症療法は、症状の緩和を目指と、原因療法は病気の原因を取り除いて根治を目指します。

この2つは、対極にあるのではなく、症状に合わせて組み合わせることによって、その相乗効果によって、最も効率的な治療を行います。

対症療法には薬物療法や患部を摘出する手術等があり、原因療法は、食事療法、アレルゲン免疫療法(減感作療法)、舌下免疫療法を含む免疫療法等があります。

アレルゲン免疫療法は、アレルギー性疾患の原因であるアレルゲンを次第に増やしながら注射してゆき、アレルゲンに対して免疫が過剰反応しないようにしていく治療法で、薬物の補助的な役割です。

主な対象となるのは、喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー性気道疾患です。


喘息やアレルギー性鼻炎の症状を軽減すること、薬物を減らすことを期待して行われます。

重症のアレルギー性喘息に対する原因治療として、抗IgE抗体(ゾレア)が開発され、治療に用いられるようになりました。

現代医学においおけるアレルギー治療は、対症療法、特に薬を用いた薬物療法が中心となっております。

漢方医学や中医学では、アレルギー疾患に対する漢方治療の第一は生命力、自然治癒力を高めることで、生薬やハーブなどの、いわゆる薬物を用いて治療します。

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